うつ病とADHDを抱えながら、40代で「安定して働く」を実現。自立訓練で土台を整えた先のストーリー【エンラボストーリー】

公開日:2026/04/27

「この年齢から、もう一度やり直せるのだろうか」と、40代での再就職に強い不安を抱えていた日々。

活力が湧かず生活習慣も乱れがちだった中で、医師の勧めをきっかけに、働くための土台を整える「自立訓練」を選択しました。
感情学などのワークを通じて、「不調をゼロにするのではなく、不調にどう備えるか」という大切な視点を得たことで、極端に自分を追い詰める思考が変化していきます。

自分の状態を言葉にする力を養い、現在はメーカーの特例子会社で3年にわたり安定して働き続けている、その歩みのプロセスを詳しく語っていただきました。

プロフィール

  • Yさん
  • 年代:40代
  • 診断名:うつ病、ADHD
  • エンラボ歴:1年7ヶ月
  • 現在の状況:メーカーの特例子会社にて、障害者雇用枠の事務職として勤務(勤続約3年) 

自身の困りごと

  • 自分に合う仕事や強みが分からない

  • 思考の多動・感情抑制・不眠がつらい

  • 相談や気持ちの言語化ができない

  • 40代からの再スタートへの強い不安

  • 「動かなければ」と思っても活力を出せない

医療機関からの紹介で知った「自立訓練」という選択肢

エンラボを知ったきっかけは、当時の担当医からの紹介でした。


就職を目指す以前に、生活リズムや体調、考え方を整える時間が必要なのではないか。

そうした視点から、自立訓練という選択肢を知りました。

 

「いきなり働く」ことを目標にするのではなく、
「働き続けるための土台をつくる」
その考え方が、自分には合っていると感じました。

見学で感じた、年齢に関係なく取り組める雰囲気

見学時に印象に残ったのは、利用者の方々が能動的にワークへ参加していたことです。


年齢やこれまでの経歴に関係なく、それぞれが自分のテーマに向き合っている姿を見て、

「ここなら40代の自分でも取り組めそうだ」と感じました。

エンラボを選んだ理由は「意見を交わしやすい環境」

エンラボを選んだ理由の一つは、利用者同士で意見を交わしやすい環境だったことです。
一方的に教えられるのではなく、自分の考えを言葉にし、それを受け止めてもらえる関係性が、自分には必要だと感じました。

興味のあるワークを軸にした週4日の通所

通い始めた当初は、週4日(火・水・木・金)の通所からスタートしました。
金曜日は午後から参加するなど、体調や気分に合わせて無理のない形でスケジュールを組んでいました。

 

特に意識していたのは、「興味のあるワークを軸に通所すること」です。
気持ちが動くプログラムを中心に参加することで、通所そのものへの抵抗感が少しずつ減っていきました。

目標は「決めた通所日は必ず行くこと」

当初の目標は、

シンプルに「予定した通所日は、必ず通所すること」

 

40代での再スタートだからこそ、無理に高い目標を掲げるのではなく、
“できる行動を、続けること”を何より大切にしていました。

感情学を通して身についた「不調を前提に考える力」

印象に残っているプログラムは「感情学」です。


感情学を何度も受けていく中で、考え方に大きな変化が生まれました。

 

以前は、
「不調が出たら何もできなくなる」
「調子が悪くなったら、もう終わりだ」
と極端に考えてしまうことが多かったです。

 

しかし今では、
「不調が完全になくなるのが理想だが、避けられない不調にどう備えるかが大事」
と考えられるようになりました。

自立訓練で整えた土台が、今の仕事につながっている

現在は、メーカーの特例子会社で、障害者雇用枠の事務職として働いています。
勤続は約3年になります。

 

エンラボで学んだ
「自分の不調のサインを知ること」
「無理をしすぎない働き方を考えること」は、
今の仕事にもそのまま活きています。

体調に合わせて働き方を調整しながら、安定して業務を続けられていることは、大きな自信につながっています。

「働けている今」だからこそ実感する、自信の育ち方

今の目標は、働くための自信を育て“続ける”ことです。


すでに働いてはいますが、毎日が完璧なわけではありません。

 

それでも、
「自分の状態を把握しながら働けている」
「無理をしすぎず、仕事と向き合えている」
そう実感できる日が増えました。

 

また、将来的には、親の負担を減らせるような生き方をしていきたいと考えています。
年齢に関係なく、「自分にもできることがある」と実感できる時間を、これからも重ねていきたいです。

エンラボで培った「言語化する力」を仕事の中で活かす

エンラボでの経験を通じて、自分の考えや状態を言葉にする力が身につきました。
今では、体調や業務の状況についても、無理のない形で周囲に伝えられるようになっています。

 

この“言語化する力”は、働き続けるうえで欠かせない力だと感じています。

読者へのメッセージ

年齢やブランクがあると、「今さら」と感じてしまうこともあると思います。
でも、働くことは一度きりの挑戦ではありません。

 

自分の状態を知り、整えながら進むことで、40代からでも「安定して働く」という選択は十分に可能だと、今は実感しています。

 

ほんの小さな一歩でも、その積み重ねは必ず自分の力になります。

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