「怖さ」を乗り越え自分を大切に。生活リズムを整え自立へ向かう1年間【エンラボストーリー】
公開日:2026/04/27
「少しずつ自分を変えていければ」という思いでエンラボを利用し始めたKさん。就労支援のスタッフさんからの紹介をきっかけに、まずは環境に慣れることからスタートしました。
プログラムを通じて、かつては苦手だった対人関係への不安を和らげ、現在は「仕事への復帰」という目標を胸に、一歩ずつ歩みを進めています。
「自分を大事にできるようになった」と振り返るKさんに、これまでの経緯とこれからの展望をお伺いしました。
プロフィール
- Kさん
- 年代: 30代
- 診断名: わからない
- エンラボ歴: 1年
ご自身の困りごと
- 生活リズムが不安定
- コミュニケーションの取り方への悩み
- 人の間に入ることや、話しかけられることへの恐怖心
カフェのような雰囲気に惹かれて。安心感があった見学時
―エンラボを利用する前の状況を教えてください。
当時は生活リズムが乱れていたり、人とのコミュニケーションの取り方に悩んでいました。
自分一人ではどう進めばいいか分からず、就労支援のスタッフさんに相談したところ、エンラボを紹介していただきました。
―見学に行ってみた印象はいかがでしたか?
内装がカフェのような落ち着いた雰囲気で、本がたくさん置いてあったり、黒板があったりするのがとても素敵だなと感じました。
ここなら「堅苦しくなさそうだし、コミュニケーションの練習ができそう」と安心感を抱いたのが、利用を決めた理由です。
「怖さ」があった初期。漫画を通した交流が転機に
―通い始めた当初は、どのような様子でしたか?
最初はたくさんの人の間に入ることや、自分から話しかけること、逆に話しかけられることにも怖さがありました。
一人で過ごすことが多かったですが、それでも「できるだけ通うこと」「時間通りに来ること」を目標に、最後まで事業所にいるように努めていました。
―印象に残っているプログラムはありますか?
Social Lab.(ソーシャルラボ)でたまに開催されていた、漫画喫茶のようにみんなで本を持ち寄るプログラムがとても印象に残っています。
普段自分では選ばないような作品に触れることができ、とても新鮮でした。本を通じて他の方と交流することで、「人によってこんなに価値観が違うんだ」と肌で感じられたことが、対人面での不安を少しずつ解きほぐすきっかけになったと思います。
変化の実感。明るくなった自分と「客観的な視点」
―エンラボに通って「変化した」と感じることはありますか?
一番の変化は、「自分を大事にすること」ができるようになった点です。
他人の価値観を知ることで、客観的に物事を見られるようになり、自分の価値観も大切にしていいんだと思えるようになりました。
―周囲の方からの反応はどうでしたか?
周囲からは「明るくなったね」と言われるようになりました。内面の変化が、自然と外側にも伝わっているのかなと感じて嬉しかったです。
卒業後の展望。無理をしない働き方で自立を目指す
―現在の目標や取り組んでいることを教えてください。
現在は自立に向けて、仕事に復帰できるように取り組んでいます。
本当は時間に縛られない自由な暮らしが理想ですが、まだ難しい部分もあるので、まずは今の自分にできる範囲で無理をしない働き方を探していきたいです。
―エンラボでの経験を今後どう活かしていきたいですか?
他人の価値観に気づけた経験を活かし、客観的な視点を持って自分の価値観も大切にしながら物事を見ていきたいです。
他人の価値観に気づき、自分を認められるようになった1年間
―Kさんにとってエンラボでの1年間はどのようなものでしたか?
自分を客観的に見つめ直し、成長させることができた期間でした。
以前よりも物事を柔軟に捉えられるようになったと感じています。
―これから利用を検討している方へメッセージをお願いします。
最初は「難しそう」と感じて立ち止まってしまうこともあるかもしれません。
でも、ほんの少しの「聞いてみる勇気」があれば、前に進めるはずです。
一歩踏み出した先には、きっと今の自分を良い方向に変えてくれる出会いや発見があります。