コミュニケーションの苦手意識を克服。人前に立つ自信を掴んだ2年間【エンラボストーリー】
公開日:2026/04/27
「少しずつ自分を変えていければ」という思いでエンラボを利用し始めたKさん。
高校時代の担任の先生の勧めもあり、まずは環境に慣れることからスタートしました。
プログラムを通じて、かつては苦手だった人前に立つことへの自信をつけ、現在は「気が利く人になりたい」という目標を胸に、一歩ずつ歩みを進めています。
「良い方向に変われた」と振り返るKさんに、これまでの経緯とこれからの展望をお伺いしました。
プロフィール
- Kさん
- 年代: 20代
- 診断名: ADHD(注意欠如・多動症)
- エンラボ歴: 2年
ご自身の困りごと
- コミュニケーションへの苦手意識
- 人前に立つことへの抵抗感
- 将来への具体的なイメージが持てない
先生の勧めで見学へ。「自分より年上の人もいるんだ」という発見
―エンラボを利用する前の状況を教えてください。
当時は、特にコミュニケーションの面で悩みを抱えていました。
他人とうまく関われる自信がなく、将来に対しても「働きたいけれど、自分に何ができるのか」と不安を感じている状態でした。
―エンラボを知ったきっかけは何でしたか?
高校の担任の先生が勧めてくれたのがきっかけです。
自分一人ではどこへ行けばいいか分からなかったので、信頼している先生の言葉を信じて見学に行くことにしました。
―見学に行ってみた印象はいかがでしたか?
最初は正直なところ、「支援を受けられる場所ならどこでもいい」という投げやりな気持ちもありました。
でも、実際に行ってみると、自分と同年代だけでなく、年上の方も在籍しているのが目に入り、「いろんな世代の人がここで頑張っているんだな」と少し安心したのを覚えています。
週1回からスタート。伝統遊び「投扇興」が転機に
―最初はどのくらいの頻度で通い始めたのですか?
まずは場所や雰囲気に慣れることを最優先にして、毎週木曜日の週1回から通い始めました。
無理のないペースで、まずは「エンラボの空気に馴染むこと」を最初の目標に設定しました。
―印象に残っているプログラムはありますか?
特に印象に残っているのは、**「Social Lab.(ソーシャルラボ)」**というプログラムで行った「投扇興(とうせんきょう)」です。
扇を投げて的に当てる日本の伝統的な遊びなのですが、これが意外と盛り上がって(笑)。
こうしたイベントを通して自分に合った人付き合いの楽しみ方を知り、実際に体感する中で、少しずつ対人面での心の壁が低くなっていくのを感じました。
変化の実感。人前に立つのが以前より得意になった
―エンラボに通って「変化した」と感じることはありますか?
一番大きな変化は、人前に立つことが以前より得意になったことです。
以前は自分の意見を言うのも、人から注目されるのも苦手でしたが、エンラボのプログラムを通して自信を深めるうちに、「失敗しても大丈夫だ」と思えるようになりました。
―周囲の方からの反応はどうでしたか?
自分では必死だったので気づきにくい部分もありましたが、スタッフの方々からは、通い始めた頃よりも表情が柔らかくなったと言ってもらえるようになりました。
卒業後の展望。コミュニケーションを武器に一人暮らしを目指す
―現在の目標や取り組んでいることを教えてください。
今は、さらに「気が使える人」になることを目標にしています。
相手が何を求めているのかを考え、自分から動けるようになりたいです。
また、生活面では一人暮らしをすることを目指しています。自立した生活を送るために、今できる準備を一つずつ進めているところです。
―エンラボでの経験を今後どう活かしていきたいですか?
エンラボで身につけたコミュニケーションのスキルを、今後の仕事や日常生活で存分に活かしていきたいです。
スムーズに人と関われるようになれば、一人暮らしや新しい職場でもうまくやっていける自信に繋がると思っています。
自分を変えるきっかけをくれたエンラボでの時間
―Kさんにとってエンラボでの2年間はどのようなものでしたか?
一言で言うと、自分を「良い方向」に変えてくれた場所です。
もしあの時、先生に勧められても見学に行っていなかったら、今の自分はなかったと思います。
―これから利用を検討している方へメッセージをお願いします。
利用しようか悩んでいる方も、まずは体験や見学だけでも行ってみることをおすすめします。
自分自身、エンラボに来てプラスの方向に変わることができましたし、利用を悩んでいる方もきっとプラスの方向に変わると思います。