発達障害のある10代の私が、自立訓練で「相談してもいい」と思えるようになるまで【エンラボストーリー】
更新日:2026/07/16
「相談してもいい」と思える安心感を見つけるまで
「こんなことを聞いたら迷惑かも」と、困りごとを一人で抱え込んで動けなくなっていた日々。
発達障害の特性ゆえの「相談することへの苦手意識」に悩み、何から始めればいいか分からず立ち止まっていた中で、自立訓練の場所としてエンラボを選びました。
刺激の少ない落ち着いた環境で、週2日の通所からスタート。アクティビティなどの活動を通じて少しずつ他者との空間に慣れ、まずは「分からないことを聞いてもいいんだ」と自分を許せるようになるまでの、等身大の一歩を詳しく語っていただきました。
プロフィール
- Oさん
- 年代:10代
- 診断名:不明
- エンラボ歴:1年2ヶ月
ご自身の困りごと
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分からないことを人に相談できない
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人に声をかけることへの恐怖心
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困りごとを一人で抱え込む癖
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「迷惑ではないか」という過度な自問自答
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何も聞けないまま時間が過ぎてしまう焦り
知人の紹介で知った、自立訓練(生活訓練)という選択肢
エンラボを知ったきっかけは、知人の方が調べてくれたことでした。
自分ではどう動けばいいのか分からず、何から始めればいいのかも分からない状態だった私にとって、誰かが選択肢を示してくれたこと自体がありがたかったです。
その中で、「自立訓練(生活訓練)」という言葉を初めて知りました。すぐに働く場所ではなく、働く前に準備をする場所があるということに、少し安心したのを覚えています。
見学で感じた、静かで落ち着いた環境
見学に行ったときの第一印象は、「静かだな」というものでした。にぎやかすぎず、シーンとした空気が流れていて、落ち着いて過ごせそうだと感じました。
刺激に疲れやすい自分にとって、静かな環境はとても大切です。
「ここなら、無理に頑張らなくてもいいかもしれない」そんなふうに思えたことが、安心につながりました。
「働く前の準備」として自立訓練を選んだ理由
エンラボを選んだ理由は、働くためには自分にとって自立訓練が必要だと思ったからです。
すぐに就職を目指すというよりも、その前に生活や気持ちを整える時間が必要だと感じていました。
相談することが苦手なまま働くのは、不安が大きすぎる。だからまずは、自分のペースで練習できる場所に通いたいと思いました。
週2日・午前中から始めた自立訓練での通所
現在は、週2日・午前中だけ通っています。
通い始めた当初の目標は、とてもシンプルで「通所に慣れること」でした。
毎日通うことはまだ難しいけれど、
「今日は行けた」
「今週は2日行けた」
そんな小さな積み重ねを大切にしています。
アクティビティのプログラムで感じた、人と関わる練習
エンラボで印象に残っているプログラムの一つが「アクティビティ」です。
体を動かしながら行うプログラムで、自然と人と同じ空間にいる時間が生まれます。会話を無理にしなくても、一緒に何かをすることでつながれる。その感覚が、私にはとても新鮮でした。
発達障害の特性と向き合いながら、相談する練習をする日々
正直に言うと、エンラボに通ってからの変化は、まだはっきりとは分かりません。大きく何かが変わった、という実感はありません。
でも今は、「分からないことを自分から相談すること」を目標にしています。
すぐにできなくてもいい。まずは「聞いてもいいんだ」と思えるようになることが、今の私にとって大事な一歩です。
将来は、社会人として自立した生活を目指して
将来的には、車を運転したり、社会人として生活していけるようになりたいと考えています。そのためには、働く力だけでなく、生活を整える力も必要だと思っています。
今はその準備期間として、エンラボで自立訓練に取り組んでいます。
自立訓練での経験を、これからの生活に活かしたい
エンラボでは、勉強やワークを通して学べることがたくさんあります。
まだ「これを活かしたい」とはっきり言える段階ではありませんが、ここで過ごす時間が無駄ではないと感じています。
分からないままでも通っていい場所があること。それだけでも、気持ちは少し楽になりました。
自立訓練を検討している10代・保護者の方へ
勉強やワークを通して学べることがあるので、まずは体験してみるのがいいと思います。
いきなり決めなくても大丈夫です。
「ここ合ってるな」と感じたら、そこから利用を考えればいいと思います。