適応障害で気分が落ちるYさんが自立訓練で変わった|1年間の通所事例

更新日:2026/07/13

「しっかりと自立して生きてきたい」という気持ちを抱えながらも、気持ちの不安定さでうまく進めず何度も繰り返していたYさん。福祉サービスの紹介をきっかけに、エンラボに通所して自己理解からスタートしました。

プログラムを通じて、人とのコミュニケーションや自信を持つことの大切さを知り、現在は「自分らしい人生を歩みたい」という目標を抱え、日々一歩ずつ進んでいます。

「前向きに変われた」と振り返るYさんに、これまでの経緯とこれからの展望をお伺いしました。

プロフィール

  • Yさん
  • 年代:20代
  • 診断名:適応障害
  • エンラボ歴:1年2ヶ月

ご自身の困りごと

  • 一年に一度深く気分が落ちてしまう
  • 気分が落ちるたびに仕事や生活がリセットしてしまう

「このままでいいのかな」ー将来への不安を抱えていた日々

―エンラボを利用する前の状況を教えてください。

当時はアルバイトしながら生活していました。日々をこなすばかりで、将来のことを考える余裕がなくただ毎日がすぎていく感覚で過ごしていました。

また、一緒に住んでいる両親との充分なコミュニケーションを取れていなかったことにより、少し塞ぎ込んでいた部分もありました。このままではいけないと思いながらも、行動に移せないままで生活していました。

 

―エンラボを知ったきっかけは何でしたか?

母が市役所の福祉課に掛け合い、担当の方が福祉サービスを紹介してくれたことがきっかけでした。

ずらっと並べられた様々なパンフレットから、エンラボカレッジのパンフレットを見つけ、まず実際に行って見てみたいと思い、紹介後すぐに見学・体験に行きました。気軽に行動に移せそうな雰囲気が、写真やパンフレットから印象を受けた思い出があります。

 

―見学に行ってみた印象はいかがでしたか?

雰囲気はのんびりでかつ静かでもありましたが、ワークは意外とグループワークも多い印象でした。スタッフさんの気遣いもとても良かったです。

体験も最初は緊張していましたが、都度声をかけてもらえたり、振り返りでも丁寧に話を聞いてもらえて安心感がありました。自分以外の利用者さんもとてもフレンドリーで、ただ声をかけてくれるだけでなく、グループワークにも参加しやすいよう配慮してくれて嬉しかった思い出です。

何から取り組めばいいのか。戸惑いがありながらの通所

―通い始めた当初は、どのような様子でしたか?

通所する・ワークを受けるだけではなく他の取り組みもしようと、エンラボに置いてある本を端から読むことを課題にしました。カレッジは一人でいても気まずくならない雰囲気があったので、マイペースで過ごすことができました。

週4日から始めたこともあり、一人の時間だけでなく同じ利用者さんとの会話も徐々に増やしたり、コミュニケーションも積極的に行いました。

 

―印象に残っているプログラムはありますか?

Social Lab.(ソーシャルラボ)です。イベントワークやグループワーク、チームビルディングなどみんなと協力して活動するワークが刺激的でした。自分が中心に立ち、限られている時間の中で役割も考え、完成までのスケジュールを逆算するなど、比較的得意で好きなことを活かせるワークでした。

全員で作るイベントも、チームごとで行うワークもそれぞれのやり方があり、その度に考えることも変化していたのでとてもやりがいがありました。

少しずつ安定し、やることや考えることに余裕が生まれてきた

―エンラボに通って「変化した」と感じることはありますか?

特別すぐに変化したことはありませんでしたが、エンラボに通うことで活発になりだんだんと鬱屈とした気分も減って、積極的になることが多くなりました。

定期的に外に出る・安定した通所のおかげで、個人的に始めていたジム、英語学習や読書の継続ができたり、将来のことを考える時間も増えました。

一気に変わることよりも、少しずつできることや改善できることから始めて、それを積み上げて続けていくことの大切さをエンラボで実体験しました。

卒業後の展望。無理をしない働き方で自立を目指す

―現在の目標や取り組んでいることを教えてください。

現在は就職や自立に向けて日々活動しています。エンラボで作った土台や続けていたことも忘れずに日々を重ねています。

自分らしい生き方ができるように土台を崩さないようにすること、既存のコミュニティや繋がりを大切にしたり、積極的につくることを最初の目標としてステップアップしていきます。

 

―エンラボでの経験を今後どう活かしていきたいですか?

自信がなくても言葉にする、考えすぎる前に行動してみることの大切さをエンラボで学びました。なかなか自分は自信を持つことができないのですが、自分の見せ方や可能性を諦めずに、どんな環境でも忘れずに仕事やプライベートでも活かしていきたいです。

自分を考え見つめ直すきっかけをくれたエンラボでの期間

―Yさんにとってエンラボでの1年間はどのようなものでしたか?

自分のできることや考えを、発信したり再認識できた場所でした。

誰かと話をしたりコミュニケーションをとることで、人に支えてもらうことの重要性を改めて学ぶことができたところだったと思います。

また、積極的に動いたことでやりたかったことができたり、人に協力してもらえて実現したことがたくさんあっていい思い出となりました。

 

―これから利用を検討している方へメッセージをお願いします。

個々によって抱えていること悩んでいることも違うので、エンラボが自分にとってどう必要なのかが変わってくると思います。それも含めてまずは気軽に見学や体験に行ってみてほしいです。

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