感情をコントロールできない。大人の発達障害の可能性とは?困ったときの対処法や相談先を紹介します。

公開日:2023/08/10

大人の方で「何か言われるとすぐにカッとなる」「衝動的に言い返してしまうことがある」「気持ちの切り替えがなかなかできない」など、日ごろから感情のコントロールが苦手という方もいるのではないでしょうか?

感情がコントロールできない背景には、性格やストレス、疲労などさまざまなことが要因として考えられますが、発達障害が関係している場合もあります。

発達障害とは生まれつきの脳機能の偏りがあって、日常生活などで困ることが多い障害のことです。

感情のコントロールが苦手な方は、自分の傾向を知ったうえで対策をしていくことが大事になります。

この記事では、大人で感情のコントロールが難しいと感じる方へ、大人の発達障害の特徴や、医療機関の受診について、実践できる対策や頼れる支援機関などを紹介します。

大人でも感情をコントロールできない?

大人でも「すぐカッとなる」「衝動的な言動をしてしまう」「落ち込むと切り替えができない」など感情のコントロールができない・苦手という方がいます。感情のコントロールができないのにはストレスや睡眠不足などいくつか理由が考えられ、その理由の一つに発達障害の特性が関係している可能性もあります。発達障害のある方には強いこだわりや衝動性がある方もいて、それらが感情のコントロールに影響を及ぼしている場合も考えられます。

 

感情的になるのは大人に比べ子供の方が多いというイメージもあり、「大人なのに感情のコントロールができないなんて」と悩む方も多いと思います。

 

しかし、実際には大人でも以下のように、感情のコントロールができなくなる場面はあります。

 

  • 相手と話していて、違う意見を言われると大きな声で言い返してしまう
  • 離れた場所で話している内容が、自分の悪口と勘違いしてカッとなる
  • 仕事でミスをすると、ずっと落ち込んでしまいなかなか切り替えることができない
  • 自分が進めている仕事が急に変更があるとパニックになる など

 

このように、感情のコントロールができずに人間関係や仕事に影響が出て困っているという方も多くいるのではないでしょうか?

 

では、この感情コントロールができない理由と発達障害の可能性について、説明したいと思います。

発達障害の可能性は?

感情のコントロールができないのにはいくつかの理由があると紹介しました。その中で、発達障害が関係していることもあるとされています。

 

発達障害とは生まれつきの脳機能の偏りによりさまざまな特性が生じ、その特性と周りの環境との兼ね合いで困りごとが表れる障害のことです。

 

発達障害は生まれつきの障害なので、大人になってから生じるわけではありませんが、子供のころは気づかれずに大人になってから職場で感情のコントロールがうまくいかないことが続いて診断を受ける、といった場合もよくあります。

 

発達障害の特性の中には「特定の物事へのこだわり」や「衝動性」などがあり、自身のこだわりが阻害されたと感じるときに怒りを覚える、ちょっとした行き違いでも衝動的にカッとなるなどの感情のコントロールが難しくなる理由として考えられています。

 

といっても、発達障害の方全員が感情のコントロールが苦手というわけではありません。感情のコントロールを難しくしている理由の中の一つとして考えられているということです。

 

大人で感情のコントロールに悩んでいる方は、発達障害のことも考慮しながら、ストレスなどの他の理由にも対策を取っていくことが大事と言われています。

大人の発達障害の特徴とは?

発達障害は生まれつきの特性と、その人の周囲の環境によってさまざまな困りごとが生じてきます。

 

その困りごとが感情コントロールが苦手な要因にもなっていることもあるため、ここでは大人の発達障害のある方によく見られる特徴をいくつか紹介します。

 

大人の発達障害のある方の特徴例

  • 相手の立場に立つことが難しく悪気はなくても怒らせてしまう
  • あいまいな表現や暗黙のルールが分からずに会話がかみ合わないことがある
  • 特定の物事や順番などに強いこだわりを持つことがある
  • 視覚過敏・聴覚過敏など感覚過敏がありストレスをためがちになる
  • 衝動的に思いついたことを口に出してしまうことがある
  • つい相手の話に割り込んでしまうことがある
  • 会議中などじっとしているのがストレスになる
  • 漢字の読み書きや計算など特定の分野が極端に苦手 など

 

こういった特徴があるため、合わない環境だと疲労やストレスをためてしまうことが感情コントロールができない要因ともなり得ます。

 

大人の発達障害について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

大人の発達障害かも?と思ったら診断は受ける?

大人で感情のコントロールに悩みがあり、発達障害の診断を受けるか迷っている方もいると思います。

 

まず、発達障害の診断を受けるかは本人の意思なので、自身の困りごとの程度などに合わせて検討するといいでしょう。

 

発達障害の診断を受けた場合は、その過程で各種検査を行うため、自身の特徴の把握ができるというメリットがあります。

 

また、発達障害の診断を受けた場合は、特性に合わせた対策を主治医と相談していくことができるようになるということも利点といえるでしょう。

 

感情コントロールに関しては、カウンセリングやアンガーマネジメントなどこの記事の後半で紹介する専門的なプログラムの紹介をしてもらえることや、発達障害の特性によっては服薬を行う場合もあります。

 

発達障害の診断について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

感情のコントロールができない大人の発達障害の事例

ここでは、大人の発達障害のある方がどういった場面で感情コントロールが難しくなるのか、例を挙げて説明していきます。

 

対策を立てるためにもまずは自身の傾向を知っておくことが大事です。自身に近いものがないか参考にするといいでしょう。

感覚過敏で疲れやすい

大人の発達障害のある方で、感覚過敏があることが感情コントロールに影響している場合があります。

 

例えば聴覚過敏がある方では、他の人が気にならないような物音なども敏感にキャッチしてしまいストレスや疲労をためることになる可能性があります。その結果、常にイライラしてしまったり、感情のコントロールが難しい状況になることが考えられます。

 

また、急に大きな物音が聞こえたときに他の方よりも衝撃を強く受けるため、感情が大きく乱されてしまいコントロールが難しいということもあり得ます。

 

他にも視覚過敏がある方は人の動きが多い状況で疲れてしまうことや、触覚過敏のある方は着ている服の感覚(タグなど)が不快でストレスをためやすいといったことも、感情コントロールに影響することがあるでしょう。

予定の変更に対応が難しい

大人の発達障害のある方の中には、自分の決めたことなどに強いこだわりがある方や、見通しが立たない場面が非常に苦手な方もいます。

 

そういった特徴を持っている方が仕事をしているときなどで急に予定変更を伝えられると強い抵抗感を感じたり、見通しが崩れることで混乱してしまうということも考えられます。

 

その抵抗感や混乱した状態では感情をコントロールすることも難しくなり、指示をしてきた上司にカッとなるといったことも起こり得ます。

対人関係ですれ違いがある

大人の発達障害のある方には、相手の立場に立って考えるのが苦手な方や、あいまいな表現が理解しづらい方がいます。

 

そのため、悪気はなくてもいわゆる空気を読んだ発言ができずに相手を怒らせて、言い合いになってしまうことで、本人もヒートアップして感情のコントロールが難しい状況になるということも考えられます。

衝動的にカッとなる

大人の発達障害のある方で衝動性が強い方の場合は、ちょっとしたことでもすぐに感情が出てしまうという方もいます。

 

衝動性の強い方は、例えば何か指摘されたときに相手がどうしてそれを言ったのかなどを考えずに、すぐにカッとなって感情が表情や言葉に出てしまうということがあります。

 

一般的に大人になるにつれて衝動性は低くなるといわれていますが、個人差があることや、その方を取り巻く環境などによっては、大人でも衝動的にカッとなるなど感情のコントロールが難しい状況も考えられます。

理由が分からないが、泣いたり・怒鳴ったりする

ここまで大人の発達障害のある方の感情のコントロールが難しい状況を伝えてきましたが、特に思い当たることがなくても、急に泣いたり怒鳴ることが多いという悩みを抱えている方もいます。

 

発達障害の特徴は完全に分かれているわけではなく、複数の特徴を持っている場合もあり、その程度も人によって大きく異なります。

 

そのため、特定はできなくても複数の要因が絡み合って、突然泣いてしまったり、怒ってしまうなど、感情がコントロールできない状況になることも可能性としてあります。

感情コントロールができない!そんなときの対処法

日常生活や職場で感情がコントロールできないことが多く、悩んでいる大人の方が実践できる対処法をいくつか紹介します。

対策を考える

大人の発達障害のある方で、感情コントロールがしづらい原因がはっきりしている場合は、原因に対しての対策を考えていくことも有効です。

 

例えば感覚過敏がある場合は、聴覚過敏の場合はイヤーマフ、視覚過敏の場合は奥の席に移動して刺激自体を減らしていく対策があります。

 

あいまいな表現や突然の変更が苦手な場合は、口頭ではなくメールなど文章で指示をもらうようにすることや、変更がある場合は前もって知らせてもらうなどの対策もあります。

 

こういった対策は、仕事においてはグッズの使用許可や指示の方法変更など職場と相談する必要があります。上司や人事、または社内の相談窓口などに相談してみるといいでしょう。

深呼吸

感情コントロールができていないときには、息も荒くなっていることが多いため、ゆっくりとした深呼吸をするのが効果的といわれています。

 

いくつか方法がありますが、ここでは「腹式呼吸」を紹介します。大人の方だと職場で感情が高ぶって困るという場合に、椅子に腰かけたまま背筋を伸ばして目を閉じ、お腹に手を当てます。

 

腹式呼吸ではまずは「1,2,3」と頭の中で数を数えながら口から息を吐きだします。次に「1,2,3」と数えながら鼻から息をゆっくり吸い込みます。これを繰り返すことで、次第に心が落ち着いてくる効果があるとされています。

今の気持ちを書き出す

感情のコントロールが難しいときは、今の気持ちを紙などに書き出すことで客観的に見直すことで整理ができ、心を落ち着ける効果があるといわれています。

 

やり方は簡単で、紙とペンを用意して今感じていることをどんな言葉でもいいので書き出すことです。文字のキレイさなどもこだわらずに「イライラしている」「傷ついた」など書き出してみましょう。

 

そうすることで、客観的に見返せるようになり、感情と距離を置いた考えができるようになるとされています。

 

また、書き出すのは文字ではなく、イラストや落書きなどでも同様な効果が期待できます。

その場から距離を置く

その場から距離を置く

休息をとり、好きなことやもので気分を切り替える

感情のコントロールが難しくなる原因を整理するのではなく、自分の好きなことをして気持ちを切り替える方法もあります。

 

例えば好きなお菓子などを食べて気持ちを切り替えたり、その時の気分に合った音楽を聴いて心を落ち着けたりといった方法があります。

 

大切なのは自分が好きで気持ちが切り替わるものを選択することなので、こちらもあらかじめ準備していくといいでしょう。

 

また、職場ではお菓子を食べたり音楽を聴いたりしていい場所や状況を確認することも大事です。

普段から意識すること

大人の方が感情のコントロールが難しい状況での対処法を紹介してきましたが、今度は生活の中で普段からできるストレス解消方法やストレス耐性を上げるための方法も紹介します。

運動をする

ジョギングやサイクリングなど、適度な運動をすることで満足感や開放感を味わえてストレス解消の効果があるといわれています。

 

本格的な運動や勝ち負けがあるスポーツだと根を詰めてしまうこともあるので、あくまで手軽にできて楽しいと感じる程度の運動を普段から意識するといいでしょう。

睡眠をたくさんとる

ストレスには規則正しい生活をして睡眠をしっかりとることが大事といわれてます。

 

睡眠がしっかりとれると疲労回復、ストレス解消などの効果があるほか、仕事でのミスを減らすことにもつながるため、結果として感情的になる場面を減らすこともできます。

 

快適な睡眠をとるコツとしては

  • 毎日同じ時間に起きるようにする
  • 起きたら日の光を浴びる
  • 3食食事をとる
  • 夕食後のカフェインや飲酒は控える
  • ストレッチなどを取り入れる
  • ぬるま湯で入浴する

などが効果的だとされています。

 

すぐに全部を実行することは難しくても、できることから始めていくといいでしょう。

ストレスの原因を日記などに書いておく

先程感情を紙に書き出す方法を紹介しましたが、日記という形でその日の出来事や感情を書いていくことも有効です。

 

書くことですっきりする効果もありますし、書き続けることで自身のストレスや感情コントロールが難しい場面を客観的に把握することにもつながります。

 

現在では紙の日記帳だけでなく、アプリもたくさん出ていますので、自分が続けやすいと思う方法を取り入れてみるといいでしょう。

 

ただ、「毎日書かなくてはいけない」と思うとプレッシャーにもなりますので、あくまでできる範囲で取り組むことが大事です。

感情のコントロールができるようになるために

前の章では個人でできる大人の感情コントロールの対処法を紹介してきました。ここからは、専門的に感情コントロールが学べる方法をいくつか紹介します。

感情学

感情について学ぶことで、コントロールする方法を身につけていくのが感情学です。

 

そもそも感情にはどのようなものがあるか学び、そのうえで自分を支えてくれている感情や、今後気を付けていきたい感情、なかなか気づかない感情などを書き出していきます。

 

そうすることで自分の感情を多角的に理解できるようになり、コントロール方法も考えやすくなるプログラムです。

ストレスコントロール

ストレスコントロールとは、ストレスの原因を把握して、コントロールする方法を学んでいくプログラムのことです。

 

やり方は複数ありますが、ストレスコントロールのプログラムでは、ストレスのもととなるもの(ストレッサー)について学んで、自身のストレスの傾向や強弱を分析し、それぞれに対策を作っていくといった進め方があります。

アンガーマネージメント

アンガーマネジメントとは、怒りと上手に付き合っていくための心理トレーニングです。

 

怒らないようにすることが目的ではなく、怒るべき時には怒り、必要のない時には怒らないで済むように自分自身で怒りの感情を適切にコントロールする方法を身につけていきます。

 

アンガーマネジメントのプログラムでは、自分の怒りのタイプを分析して、怒り以外の解決策を身につけていくといった進め方があります。

エンラボに相談する

今紹介したような感情コントロール方法は、大人の発達障害のある方が利用できる支援機関でも受講することができます。

 

自立訓練(生活訓練)の事業所を運営しているエンラボカレッジでは、「感情学」という独自のプログラムを通して、感情の種類、自分にとって支えてくれる感情、気をつけたい感情、気づきづらい感情などを見つけていきます。

 

また、一人ひとりの悩みに合った感情への対処、コントロール方法などをスタッフと一緒に整理していきます。

 

無料の相談を実施していますので、「すぐにカッとなる」「感情を抑えることができない」などの悩みがある方は一度ご相談ください

感情コントロールができない大人の発達障害の周りにいる方へ

同僚や家族、友人など身近に発達障害の影響で感情のコントロールが苦手な大人の方がいる場合に出来ることを紹介します。

本人の特性を理解する

まずは本人の発達障害の特性を理解することが大事です。感情コントロールができない理由が分かれば、一緒に対策を立てていくこともしやすくなるでしょう。

 

特性といっても専門的な知識が必要なわけではなく、どういった場面で怒りやすいかなどを思い返してみることで感情が乱れるきっかけを把握していくことが大切です。

環境調整をする

本人の特性や感情が乱れるきっかけを把握したら、対策として環境調整をしてみる方法があります。

 

環境調整とは、この場合は本人の感情が乱れる要因を少なくしていくことで、感覚過敏のある方へは刺激が少なくなるような席の配置にするなどがあります。

 

他にも、発達障害の特性であいまいな表現が苦手という方には、「早めに」などの表現ではなく「●時●分までに」など具体的な表現を使うといった具合です。

距離を置く

また、身近な方が感情コントロールできない状態のときは、距離を置くという方法もあります。

 

何かトラブルが起こったときにその場で解決しようとして話していくうちにヒートアップすることもあります。そういったときは、一度距離や時間を置いてお互い冷静になってから話し合うようにすることも大事です。

第三者に相談する

当人同士だと言い合いになってしまうといった場合は、第三者に相談することも方法の一つです。

 

相談するだけで感情の整理がついて、前向きな話ができるようになったり、当人同士では思いつかなかった解決策が浮かぶこともあります。

 

また、時間を置いてもお互い冷静に話ができないといったときには、第三者に間に入ってもらって調整してもらうことで、スムーズに話が進む場合もあります。

 

どういった対応が効果的かはお互いの関係性などによっても変わってきます。いくつか対策を持っておき、その時の状況に応じて使い分けていくといいでしょう。

感情のコントロールができない発達障害のある方の相談先

大人の発達障害のある方で、感情コントロールで悩んでいる場合の相談先がいくつかあります。話を聞いてくれてアドバイスがもらえる他、先程紹介したプログラムが受講できる場合もありますので、気になる相談先へ問い合わせてみるといいでしょう。

発達障害者支援センター

子供や大人などの年齢を問わずに、発達障害のある方や身近な人から相談を受け付けているのが発達障害者支援センターです。

 

発達障害者支援センターは各都道府県に一つ以上設置されていて、医療や仕事などの関係機関とも連携しているため、「診断を受けるか迷っている」「職場での感情コントロールを相談したい」といった場合にも利用できます。

相談に対してはアドバイスの他に、状況に応じて関係機関の紹介をしてもらうことができます。

カウンセリング

カウンセリングは医師やカウンセラーなどが感情コントロールについてなどの悩みを聞き、専門家の立場からアドバイスや指導などを行うことをいいます。

 

受けるカウンセリングによっても異なりますが、具体的な方法のアドバイスをするよりは悩みを聞いて整理していく手伝いをするといったスタイルが多いといわれています。

 

カウンセリングは医療機関や民間のカウンセリングの機関などで受けることができますので、インターネットなどで近くにないか探してみるといいでしょう。

医療機関

感情コントロールで悩みがある場合は、精神科や心療内科、メンタルクリニックといった医療機関に相談することも可能です。

 

医療機関の中にはカウンセリングや各種プログラムを受けることができる場合や、実施している支援機関と連携していることもあります。気になる方は一度問い合わせてみるといいでしょう。

自立訓練(生活訓練)

発達障害などの障害のある方が自立した生活を送れるように、相談対応やプログラムの提供などを行っている支援機関に自立訓練(生活訓練)があります。

 

大人で感情コントロールができずにトラブルを起こすことがある、といった悩みに対してもアドバイスやプログラムを通して、適切な対応ができるようにトレーニングしていくことができます。

 

自立訓練(生活訓練)を運営しているエンラボカレッジでは、日常生活などで感情コントロールが苦手な方の支援も行っており、感情学やストレスコントロールなどのプログラムを中心に感情コントロール方法を身につけるサポートを行っています。

 

随時無料の相談会を実施中です。対人関係や仕事で感情コントロールが出来ずに困っているという方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

大人で「すぐにカッとなる」「感情の抑えが利かない」「気持ちの切り替えが難しい」と悩んでいる方も多いと思います。

 

感情コントロールができない理由はいくつか考えられますが、背景の一つに発達障害が関係していることもあります。

 

大人の発達障害のある方は、「衝動的な言動が多い」「あいまいな指示が理解しづらい」「感覚過敏がある」などの特徴がよく見られます。

 

こういった特徴に当てはまった場合は、病院を受診することで自身の傾向がつかめることや、医師と一緒に対策を進めていくことができます。

 

また、感情をコントロールするために個人でできる対策や、専門的なプログラムなども複数あります。

 

色々な選択肢を知ったうえで、自身に合う方法を探していくといいでしょう。一人で進めることに不安がある場合は、相談窓口に頼ってみることも一つの方法です。

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