ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いている仕事を紹介します。
公開日:2024/03/29
ASDは自閉スペクトラム症ともいい、対人関係や臨機応変な対応などが苦手という特徴のある発達障害のことです。
ASDのある方は仕事において「上司からの指示がうまく理解できない」「突然の変更があるとパニックになってしまう」などで困ることが多く、「どのような仕事ならできるのだろう」と悩む方も多いといわれています。
ASDのある方が仕事を続けるには、苦手な場面を減らし、得意なことを活かせる仕事に就くことが大事です。そのためにも、自分の特徴を把握してうまくマッチする仕事を探していくことがポイントとなります。
この記事では、ASDのある方に向いているといわれる具体的な職業や、向いている仕事を探すためのポイント、頼れる支援機関などを紹介します。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いている仕事とは
ASD(自閉スペクトラム症)のある方は、対人関係や臨機応変な対応が苦手などの特徴がある一方、決められたことを忠実にこなすことや視覚的な情報処理をすることなど得意なこともあります。
ここではASDの特徴からASDの方に向いているといわれている仕事を紹介します。もちろん、その方の得意不得意や、これまでの経験など個人差がありますが、仕事探しの一つの参考にしてみてください。
ASDのある方に向いているといわれる仕事例
- プログラマー
- ITエンジニア
- アニメーター
- イラストレーター
- カメラマン
- Webデザイナー
- Webライター
- 法務関係
- 財務関係
- CADオペレーター
- トラックドライバー
- テクニカルサポート など
ここで紹介した仕事は、比較的複雑なコミュニケーションが求められず、一人で進めやすいといわれる仕事です。また、ルールが明確に決まっている仕事もあります。そのため、ASDのある方の苦手が目立ちにくく、得意が活かしやすい仕事といわれています。
ASD(自閉スペクトラム症)の特徴
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いている仕事を探すためにも、まずはASDの特徴をよく知っておくことが大事です。
ASDのある方は、大きく分けて「対人関係やコミュニケーションの困難」、「興味の偏りや特定の物事への強いこだわり」という特徴があります。また、人によっては目や耳などから入る刺激に敏感な「感覚過敏」がある方もいます。
ASDの対人関係やコミュニケーションの困難では、
- あいまいな言葉がよくわからない
- 冗談や皮肉の理解が難しい
- 暗黙のルールなどがよくわからない
- ジェスチャーなどの非言語的なやりとりが苦手
- 相手の立場や状況を考慮することが苦手
- 一方的に話してしまうことがある
などがあります。
ASDの興味の偏りや特定の物事への強いこだわりでは、
- 同じ行動を繰り返すことが多い
- 興味の幅がとても狭い
- 順番やルールに非常にこだわる
- 突然の変更があると混乱する
- 複数の物事を同時に進めるのが苦手
などがあります。
ASDの感覚過敏では、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏などがあり、人によっては刺激を感じづらい感覚鈍麻(どんま)がある方もいます。
このような特徴から、ASDのある方は仕事をする中でさまざまな困りごとが生じるといわれています。
ASDのある方の得意なこと
これまで、ASDのある方の特徴として苦手なことを中心に紹介しました。しかし、ASDのある方は苦手なことだけでなく、得意なことも多くあります。
ASDのある方の得意なこととして、
- ルールをしっかりと守る
- 一つのことをやり遂げる
- 定型的な業務で力を発揮する
- 細かい作業をコツコツとこなす
- 興味のある分野への集中力が高い
などがあります。
このようなASDの苦手なことと得意なこと両方の特徴を把握しておくことが、仕事探しでも大切になってきます。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いている仕事の探し方
ASD(自閉スペクトラム症)のある方が向いている仕事を見つけるためには、自身の特徴を把握したうえで、得意を活かせる環境で働くことが大事です。
そのための手順として、
- 自己理解
- 企業理解
- マッチング
- 支援機関のサポート
の4つを紹介します。
自己理解
ASDのある方が向いている仕事を見つけるには、まずは自分のことを把握することが重要となります。
ASDと診断されても、一人ひとり特徴の表れ方は異なっています。人との会話で困ることが多い方もいれば、こだわりの部分で困ることが多い方もいます。また、特徴の強弱も人によって異なり、あいまいな指示でもある程度は理解できるという方もいれば、ほとんどわからないという方もいます。
そして、このような特徴の個人差によって、向いている仕事も変わってきます。あいまいな指示がどうしても苦手ということがわかれば、一人で進める仕事や口頭でのやりとりが少ない仕事を探していく、というように仕事探しの方向性を決めることができます。
逆に、あいまいな指示でも自身の工夫や職場に配慮をお願いすれば問題ないという方は、指示については考慮せず、自分が得意なことを活かせる仕事を探していくということも考えられます。
もちろん苦手な場面が全くない仕事というのは基本的にありませんので、実際にはなるべく苦手な場面が少なく得意なことを活かせる仕事を探していくことが現実的といえるでしょう。
さらに、自分が「どんな働き方をしたいのか」「いくら給料が欲しいのか」「何にやりがいを感じるのか」「どんな仕事なら楽しいと感じるか」といったASDの特徴以外の自分自身のことを理解することも、向いている仕事を探すために大切なポイントです。
このような自己理解は障害福祉サービスの自立訓練(生活訓練)などで、プログラムなどを通して自己分析をしていくことができます。
エンラボ カレッジではこれまで多くのASDや発達障害のある方の支援をしてきました。
以下に無料でダウンロードができる資料があるので、自己理解や障害理解を深めたい方は是非ダウンロードしてみてください。
企業理解
ASDのある方が向いている仕事を見つけるためには、企業のことを知っておくことも大切なポイントです。
自分のことと同様に企業にも特徴があります。そして、企業と自分の特徴を照らし合わせることで、向いている職場かどうかが分かってきます。
企業のことを知るうえで抑えておきたいこととしては、企業理念、業務内容、職場環境、募集条件があります。
企業理念では、その企業がどのような考えや理想の元に運営しているのかを言葉にしたものです。その企業自体に興味を持てるかは仕事をするうえで大切なポイントとなってきます。ホームページに掲載されていることがほとんどなので、チェックしておきましょう。
次に業務内容です。一つの企業でも業務内容は複数あるため、自分が興味を持てるか、得意な分野かといったことを確認しておきましょう。こちらはホームページや求人票に記載されています。
今度は職場環境です。業務内容が合っていても、人数が多すぎる、職場までの通勤時間が長すぎるなど職場環境がマッチしないと仕事を続ける中で心身に負担がかかってしまいます。職場環境の基本的な部分は求人票で確認することができます。
最後に募集条件です。勤務時間や給与、雇用形態などのことで、どんなに興味を持てる仕事でも給与が低いなど条件が合わない場合も仕事を続けることは難しくなります。こちらも求人票に記載されていますのであらかじめチェックしておきましょう。
マッチング
ASDのある方の仕事探しではマッチングも重要な要素です。自分の特徴と職場の特徴を照らし合わせて、苦手に直面する場面が少なく、得意なことを活かしやすい環境か判断していくことをマッチングと呼んでいます。
ASDなど障害の有無に関わらず、全員に向いている仕事というものはありません。例えば大企業だからいいというわけではなく、少人数で入れ替わりの少ない職場の方がコミュニケーションが取りやすいという方もいます。
また、アニメーターとして絵を描くことに没頭できる人もいれば、興味が持てないという方も当然います。これは他の分野でも同様で、何に興味を持つのかは人それぞれ異なっています。
こういったことから、むやみに応募しただけでは採用されたとしても働き続ける中で無理が生じてくると思われます。そのため、自分と職場の特徴をしっかりと認識したうえで、マッチしている求人に応募していくことが大切です。
支援機関のサポート
ここまで紹介したプロセスは、一人だけで進めるのが難しいという方もいると思います。
そういったときは、ASDのある方が仕事探しに利用できる支援機関のサポートを受けることも方法としてあります。
支援機関では、ASDをはじめとする障害や仕事についての専門的な知識を有するスタッフから自己分析や就職活動のサポートを受けることが可能です。その他にも、実際の職場で仕事を体験する職場実習に取り組むことができるなど、利用するメリットは多くあります。
一人で向いている仕事を探していくのが大変と感じている方は、利用を検討してみてもいいでしょう。
自立訓練(生活訓練)事業所の「エンラボ カレッジ」では、日常生活とともに仕事についての悩みを解消するためのさまざまなサポートを提供しています。無料の個別相談会も実施しているので「自己分析が進まない」「自分にマッチする求人がわからない」という方はぜひ一度ご相談ください。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方が仕事を探すときに頼れる支援機関
ASD(自閉スペクトラム症)のある方の支援機関はいくつもあり、それぞれ特徴が異なっています。ここでは、代表的な支援機関を紹介します。
基本的にどの支援機関も障害者手帳がなくても相談が可能なので、気になっている方は一度問い合わせてみるといいでしょう。
発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは各都道府県に設置されている、ASDなど発達障害のある方や家族などが相談できる支援機関です。
日常生活だけでなく、仕事についても相談することができ、状況によってアドバイスや他の支援機関の紹介などを受けることができます。また、ASDの診断を受けるか悩んでいる場合も相談することが可能です。
ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が運営している、求人の紹介や雇用保険の手続きなど雇用に関する業務を執り行っている行政機関です。
各ハローワークにはASDなど障害のある方が仕事について相談できる専門の窓口が設けられています。窓口では障害や仕事についての知識を持つ専門的なスタッフが、仕事の悩みへの相談対応や、自己分析、就職活動のサポート、障害の特性に合わせた求人の紹介などを行っています。
障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターは、ASDなど障害のある方の仕事と生活の悩みに対してサポートを行っている支援機関です。
仕事に関しては就職に関する相談や、就職に向けた準備支援、職場実習のあっせんなどを行っています。また生活面の支援では生活リズムや健康管理、金銭管理などに関しても相談に乗っています。
地域障害者職業センター
地域障害者職業センターは各都道府県に設置されていて、ASDなど障害のある方を対象に仕事に関する専門的なサポートを行っている支援機関です。
利用するとスタッフとの面談などを通して職業リハビリテーション計画が作成され、それを元に、業務スキルや仕事におけるコミュニケーション能力向上などの訓練を受けることができます。
また、仕事を始めた後もジョブコーチという専門的なスタッフが職場に訪問して、困っていることに対して本人や職場の方に働きかける支援も実施しています。
就労移行支援
就労移行支援とはASDなど障害のある方を対象として、一般企業で働くために必要なスキルを取得するための訓練などを提供している支援機関です。
利用者は基本的に2年という期間の中で、事業所によっての特徴はありますが、作業などの実践的な訓練、コミュニケーションや自己分析などのプログラムを受講、応募書類作成や面接対策など就職活動のサポートも受けることができます。また、仕事を始めた後も定着支援として、定期面談や困ったことがあった際の調整なども受けることが可能です。
就労移行支援はNPO法人や民間の企業が運営していて全国各地に多く存在しており、ASDなど発達障害専門の事業所や資格取得に特化した事業所があるなど、それぞれ特色も異なっています。
自立訓練(生活訓練)
自立訓練(生活訓練)はASDなど障害のある方へ、体調管理やコミュニケーション能力向上などのプログラムのほか日常生活に関する相談対応などを通して、自立した生活をサポートする支援機関です。
自立訓練には生活訓練と身体的なリハビリもある機能訓練という種類があり、ASDのある方は生活訓練を利用することが多いといわれています。
自立訓練(生活訓練)もNPO法人や民間の企業などが運営していて、事業所が全国に存在しています。事業所ごとに雰囲気やプログラム内容が異なるため、見学や体験をしてみて自分に合っている場所を選んでいくことが大事です。
自立訓練(生活訓練)事業所を運営しているエンラボ カレッジでは、これまでにASDなど発達障害のある方を多くサポートしてきました。
エンラボ カレッジでは、自己分析やコミュニケーションのプログラムを多く取り入れており、テキストで学びながら他の利用者やスタッフと実践をしながら必要なスキルを身につけていきます。
取り組む内容はASDなどの診断名で決めるのではなく、その人個人の特徴や困っていること、今後の生活への希望などを丁寧に聞き取り、現状をスタッフの視点も含めて一緒に確認、整理し、一人ひとりに合った目標を設定し、訓練を行っていきます。
利用に関しては自治体への申請が必要となります。申請には障害福祉手帳もしくは医師の意見書が必要となります。相談は担当課窓口にて応じてくれます。
ASDのある方で仕事に関する悩みがある場合は、指示理解や同僚とのコミュニケーション方法など、仕事をするうえで必要となるスキル向上の取り組みをしていくことができます。
エンラボ カレッジでは無料での見学や体験も受付中です。「人付き合いがうまくいかない」「情報の整理が苦手」「向いている仕事が分からない」という悩みがある方は、一度ご相談ください。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方が働きやすい職場環境
これまでお伝えしてきたASD(自閉スペクトラム症)の方の仕事での特徴から、ASDのある方が働きやすい職場環境を紹介します。
ASDのある方は、あいまいな指示や暗黙のルールの理解の困難や、こだわりが強く臨機応変な対応が苦手という傾向があります。また、人によっては感覚過敏がある場合もあります。
つまり、こういった苦手が少ない職場環境だと比較的働きやすいと考えられ、以下のような職場環境が当てはまります。
- ルーティン業務が多い職場
- マニュアルが整備されている職場
- 突然の変更が少ない職場
- 年間を通して業務内容や量の変化が少ない職場
- 口頭ではなくメールなど文章でのやりとりが多い職場
- 少人数で刺激の少ない職場
- 業務内容と自分の興味がマッチしている職場
このような職場では、比較的負担が少なくなるといわれています。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いていない仕事
ASDのある方はその特徴との兼ね合いで、向いていない仕事もあります。
もちろん、向いている仕事と同様に個人差がありますが、就職活動をする際の参考にしてみてください。
ASDのある方に向いていないと考えられる仕事は以下のようなものがあります。
- 臨機応変な対応が求められる接客業
- 口頭でのやり取りがメインのコールセンター
- 客先とのコミュニケーションが多い営業職
- 多くの業務を並行してこなす総務事務
こういった仕事は比較的苦手な場面が多いと考えられます。
ただ、コールセンターでもマニュアルが整備されていれば働きやすいなど、その人や状況によって違いがあります。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いていない職場環境とは
ASD(自閉スペクトラム症)のある方に向いていない職場環境を紹介します。向いていない仕事と同様に、状況によって違いがありますが参考までにご覧ください。
ASDのある方に向いていないと考えられる職場環境は以下のようなものです。
- 繁忙期と閑散期の差がある職場
- 季節などによって業務内容が変わる職場
- マニュアルがない職場
- 口頭でのやりとりが多い職場
- 人の出入りが激しい職場
- 業務内容が多岐にわたる職場
- 異動など人の入れ替わりが多い職場
繁忙期と閑散期の差があるなど変化が多い職場ですと、その都度やることが変わるため、対応におわれることが多くなります。また、感覚過敏のある方は人の出入りが激しいと集中が途切れることが多くなることが考えられます。
そのため、上記のような職場環境だと、ASDのある方にとって困ることが多く心身の負担が増えることが考えられます。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方の仕事探しのコツ
ここでは、ASD(自閉スペクトラム症)のある方が実際に仕事探しをする際のコツをお伝えします。
時短勤務から始める
時短勤務のアルバイトやパートタイムから始める方法から紹介します。ASDのある方にとって職場環境は非常に重要です。しかし、ホームページや求人票からだけではすべてを知ることはできません。そのため、入社後に「やっぱり合わなかった」となることも考えられます。
そこで、いきなりフルタイム勤務から始めるのではなく、まずは時短勤務から始めることで職場環境を確かめてみる方法があります。
合っていると思ったら時間を延ばしたり、社員登用を希望したりとステップアップを目指していくといいでしょう。その際には、あらかじめ求人票などで社員登用があると記載されている職場を選ぶことが重要です。
障害者雇用
障害者雇用の求人を選択するという方法もあります。
障害者雇用とは、本人の希望や能力、適性に応じた働き方ができるよう特別な配慮を付加した雇用の仕方のことです。
この働き方の大きなメリットは、障害特性による向き、不向きを職場と調整することができる点です。障害者担当職員がサポートに入ることも多く、相互の働きやすさについて相談しやすい環境ともいえます。
働きながら、自分にとって作業しやすい環境を、職場の人と一緒に作り上げていくこともできます。
障害のある方への配慮は「合理的配慮」と呼ばれていて、障害のある方が仕事をするうえで困っていることに対して、企業はできる範囲で対応することをいいます。
ASDのある方への合理的配慮としては、
- 指示を出す人を一人に固定する
- 口頭ではなくメールなど文字で指示をする
- 業務のマニュアルを整備する
- 職場のルールを明文化する
- 変更がありそうなときは前もって伝える
- 電話応対など苦手な業務を免除する
- 席にパーテーションを設置する
- 休憩スペースを設ける
などがあります。合理的配慮を受けるには職場との話し合いが必要ですので、上司や人事の担当、メンタルヘルス窓口などに相談するようにしましょう。
なお、障害者雇用で働くためには障害者手帳を取得することが必要となります。障害者手帳には種類があり、ASDなどの発達障害のある方は「精神障害者保健福祉手帳」が対象です。
障害者手帳を取得するには、主治医の診断書などの書類をそろえて自治体の障害福祉窓口に申請する必要があります。取得を考えている方は主治医や自治体の障害福祉窓口までご相談ください。
ASDのある方の自立や仕事をサポートするエンラボ カレッジ
自立訓練(生活訓練)事業所のエンラボ カレッジは、ASDなど障害のある方の自立した生活をサポートしている通所型の事業所です。
エンラボ カレッジでは大きく8つのプログラムがあり、一人ひとりが困っていることに対して「なぜ困っているのか」を丁寧に分析していきます。その困りごとを解消するため、テキストで知識を学びながら、さらに、事業所内で他の利用者と一緒に実践していくことで必要なスキルを身につけていきます。
エンラボ カレッジでは日常生活だけでなく、仕事に関する困りごとを解消するための取り組みも実施しています。相談は無料で受け付けていますので、ASDのある方で「仕事で困ることが多い」「コミュニケーションがうまくいかない」「向いている仕事がわからない」などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ASD(自閉スペクトラム症)の仕事まとめ
ASDのある方は対人関係の苦手や強いこだわりなどの特徴がある発達障害のことです。
仕事の場面では「上司からの指示がよくわからない」「突然の変更があるとパニックになる」「人の出入りが激しい環境だと集中できない」などが困りごととしてよく見られます。
そのことからも就職活動をしていて、「どんな仕事ならできるだろう」と悩んでいる方もいると思います。
ASDのある方が自分に合った仕事を見つけるには、自身のの特徴をよく把握したうえで、苦手に直面する場面が少なく、得意を活かしやすい仕事を探していくことが大事です。
自己分析や仕事探しを一人で行うのは難しいと感じている場合は、ASDのある方が活用できる支援機関を頼ってみることも方法の一つです。